東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 151.86/151.87 1.0482/1.0483 159.19/159.20
NY午後5時 152.33/152.36 1.0491/1.0495 159.78/159.83
午後5時のドル/円は、前週末NY午後5時と比べてドル安/円高の151円後半で推移している。午前中は市場予想を大幅に上回る国内総生産(GDP)で日銀の利上げ観測が強まって日米金利差の縮小が意識され、円が買われた。ただ、積極的にポジションを傾けるまでの材料ではないとの見方もある。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 39174.25 24.82 39094.09 39,021.23─39,238.75
TOPIX 2766.90 7.69 2756.51 2,753.63─2,772.23
プライム指数 1424.19 3.96 1418.67 1,417.59─1,426.92
スタンダード指数 1300.16 0.45 1301 1,299.81─1,304.86
グロース指数 873.07 4.37 869.86 869.37─882.63
グロース250指数 681.46 4.4 678.32 677.86─690.25
東証出来高(万株) 187863 東証売買代金(億円) 43941.19
東京株式市場で日経平均は、前営業日比24円82銭高の3万9714円25銭と反発して取引を終えた。米国の関税政策への警戒感や為替の円高方向の動きから輸出株を中心に売られ、序盤に一時128円20銭安の3万9021円23銭まで下落。その後は好業績銘柄への物色下支えとなり堅調に推移したが、材料難から方向性を欠き大引けまで小動きに終始した。
プライム市場の騰落数は、値上がりが589銘柄(35%)、値下がりは1000銘柄(60%)、変わらずは51銘柄(3%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) 0.477
ユーロ円金先(25年3月限) ───
3カ月物TB 0.295 (+0.005)
安値─高値 0.300─0.295
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.477%になった。前営業日(0.477%)から横ばい。「市場参加者の顔ぶれは同じで、レートに大きな変化はみられない」(国内金融機関)という。
<円債市場>
国債先物・25年3月限 139.38 (-0.32)
安値─高値 139.32─139.68
10年長期金利(日本相互証券引け値) 1.385% (+0.035)
安値─高値 1.385─1.360%
国債先物中心限月3月限は、前営業日比32銭安の139円38銭と反落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比3.5bp上昇の1.385%。日銀の利上げ継続への警戒感から円債は軟調に推移した。