NY外為市場=ドル上昇、雇用統計受け利下げ観測後退
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2月4日、終盤のニューヨーク外為市場では、不安定な取引の中、ドルが上昇した。2022年7月撮影のイメージ写真(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[ニューヨーク 7日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、不安定な取引の中、ドルが上昇した。1月の米雇用者数は伸びが鈍化した一方で、失業率は4.0%に低下し、米連邦準備理事会(FRB)が少なくとも6月までは利下げを延期できるとの見通しが示された。
トランプ大統領が、多くの国に対する相互関税を来週発表することを計画していると明らかにしたこともドルの押し上げ要因となった。
主要通貨に対するドル指数は0.353%高の108.04。世界的な貿易戦争に対する懸念の後退から、ドルは週間で下落の見込みとなった。
米労働省が発表した1月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は14万3000人増と、前月(26万1000人増)から伸びが鈍化し、市場予想の17万人増も下回った一方で、失業率は4.0%と昨年5月以来の低水準となった。
FXストリートのシニアアナリスト、ジョセフ・トレヴィザーニ氏は「非農業部門雇用者数には特に傾向は見られない」と指摘。その上で「これはほぼ想定内であるため、これで市場が大きく動くとは思えない」と述べた。
ドル/円は0.09%安の151.365円となった。
日銀の田村直樹審議委員が6日、物価目標が実現する25年度後半には「少なくとも1%程度まで短期金利を引き上げておくことが、物価上振れリスクを抑え、物価安定の目標を持続的・安定的に達成する上で必要だ」と発言したことが、金利上昇期待につながった。
英ポンドは0.2%安の1.2413ドル。
イングランド銀行(英中央銀行)は6日、政策金利を0.25%ポイント引き下げ4.50%とした。ベイリー総裁は、インフレが引き続き鈍化傾向にあり、追加利下げが可能になるとしながらも、利下げ幅やペースは「会合ごとに判断する必要がある」と述べた。
ユーロは0.49%安の1.0333ドルとなった。
ドル/円 NY終値 151.40/151.44
始値 152.15
高値 152.41
安値 150.94
ユーロ/ドル NY終値 1.0327/1.0328
始値 1.0382
高値 1.0410
安値 1.0306
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