ニュース速報
ビジネス

香港小売売上高、12月は前年比9.7%減 10カ月連続マイナス

2025年02月04日(火)10時03分

2月3日、 香港政府が発表した12月の小売売上高は金額ベースで前年比9.7%減の328億香港ドル(42億1000万米ドル)だった。香港の市場で2024年4月撮影(2025年 ロイター/Tyrone Siu)

[香港 3日 ロイター] - 香港政府が3日発表した12月の小売売上高は金額ベースで前年比9.7%減の328億香港ドル(42億1000万米ドル)だった。11月の7.3%に続き10カ月連続のマイナスとなった。

休暇中の域外渡航増が影響した。

数量ベースでは前年比11.5%減少。11月改定値は8.4%減だった。

2024年通年の小売売上高は金額ベースで前年比7.3%減、数量ベースでは速報値で9.0%減となった。

政府報道官は「小売部門の短期的な業績は引き続き、観光客と住民の消費パターンの変化に影響されるだろう」と述べ、中国政府によるさまざまな本土経済刺激策と香港政府の観光促進努力が景況感を押し上げると見通した。

観光客数は増加したものの、買い物客の支出と香港に滞在する中国本土の観光客減少で、売上高は減ったという。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ロシア軍によるウクライナ兵捕虜の処刑が急増=国連監

ビジネス

ステランティス、経営陣刷新 新CEO探しは上半期中

ビジネス

テスラ、北欧で販売激減 マスク氏の欧州政治介入を嫌

ビジネス

アングル:揺れる赤沢発言、石破官邸の円安警戒を反映
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国経済ピークアウト
特集:中国経済ピークアウト
2025年2月11日号(2/ 4発売)

AIやEVは輝き、バブル崩壊と需要減が影を落とす。中国「14億経済」の現在地と未来図を読む

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我との違い、危険なケースの見分け方とは?
  • 4
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 5
    メーガン妃からキャサリン妃への「同情発言」が話題…
  • 6
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」…
  • 7
    脳のパフォーマンスが「最高状態」になる室温とは?…
  • 8
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 9
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 10
    DeepSeekが「本当に大事件」である3つの理由...中国…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 4
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 5
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 6
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? …
  • 7
    緑茶が「脳の健康」を守る可能性【最新研究】
  • 8
    血まみれで倒れ伏す北朝鮮兵...「9時間に及ぶ激闘」…
  • 9
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 10
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 9
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 10
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中