午後3時のドルは155円半ば、トランプ関税での買い一服
2月3日 午後3時のドルは155円半ばと、前週末ニューヨーク市場終盤から小幅にドル高/円安の水準で推移している。写真は1ドル紙幣で、2021年11月撮影(2025年 ロイター/Murad Sezer)
Atsuko Aoyama
[東京 3日 ロイター] - 午後3時のドルは155円半ばと、前週末ニューヨーク市場終盤から小幅にドル高/円安の水準で推移している。メキシコ・カナダ・中国への関税措置を巡る米大統領令でドルが全般的に買われたが、クロス円では円買いが進んだことなどから、ドル/円は伸び悩んだ。
週明けの為替市場はドルが主要通貨に対して買われる展開となり、ドル指数は朝方から1%以上上昇。朝方にカナダドルなどが急落し、ユーロも一時1.02ドルを割り込んだ。
一方、ドル/円は朝方にいったん155.90円まで買われた後に154.70円まで下げ、仲値公示前後で再び155円後半まで上昇するなど不安定な値動きとなった。クロス円で円は買われ、ユーロ/円は158.83円と、昨年12月11日以来の安値を付ける場面もあった。
関税対象国の通貨が売られ、ドルが買われる展開となったが、日本は「関税に対しては主要国の中では少し距離がある」(国内銀の為替セールス担当)との見方もある。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフ為替ストラテジストの植野大作氏も「(個別関税の対象として)日本が直撃を食らわない分だけ、ドル高方向への振れは鈍い」と指摘した。
7日実施予定の日米首脳会談で関税に話題が及ばないとも限らず、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクターは「それを機に関税で脅しをかけるのは考え得るシナリオだが、一方でトランプ氏はドル安を望んでいるとみられ、会談の行方は読みづらい」と話した。
きょうは米国でISM製造業景気指数(ISM)の発表を予定する。町田氏はISMや週末に控える雇用統計などの指標が強めなら「ドルは一段の上昇余地がある」との見方を示した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 155.57/155.5 1.0239/1.02 159.31/159.3
8 42 2
午前9時現在 155.37/155.3 1.0247/1.02 159.20/159.2
9 48 2
NY午後5時 155.18/155.2 1.0362/1.03 160.74/160.8
3 65 1
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