午前の日経平均は続落、「ディープシーク・ショック」継続 下げ渋りも
1月28日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比225円65銭安の3万9340円15銭と続落した。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2025 ロイター/Issei Kato)
Noriyuki Hirata
[東京 28日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比225円65銭安の3万9340円15銭と続落した。中国の新興企業ディープシークが公開した新しいAI(人工知能)モデルの台頭を受けた米半導体株のショック的な売りが、国内の関連株に波及し指数を押し下げた。一方、内需株への資金シフトもうかがわれた。日経平均は売り一巡後に下げ渋り、TOPIXはプラスに転じた。
日経平均は165円安で始まった後、短時間で679円安の3万8886円05銭に下げ幅を拡大した。前日の米国株式市場で、ディープシークへの警戒感から半導体大手エヌビディアが17%安と急落したほか、フィラデルフィア半導体指数(SOX)が9.2%安と、2020年3月以来の下落率を記録したことが嫌気された。
アドバンテストや東京エレクトロンといった国内の半導体関連株の売りが強まり、ソフトバンクグループを加えた3銘柄で400円程度、指数を押し下げた。
もっとも、売りが一巡した後は、日経平均は下げ渋った。ドル/円が155円半ばに持ち直す動きとなったほか、時間外取引のナスダック先物が小幅ながらプラスで推移したことが投資家心理を支えた。
銀行や不動産、サービスなどへの資金シフトもうかがわれ、値上がり銘柄数は7割と、値下がりより多かった。市場では、半導体関連株以外の銘柄は強いとして「地合いは悪くない。決算への期待もあり、(ショック安の)深刻化は見込んでいない」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との声が聞かれた。 TOPIXは0.45%高の2770.50ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆7917億8400万円だった。東証33業種では、値上がりはその他製品や不動産、銀行など22業種、値下がりは非鉄金属やガラス・土石製品、電気・ガスなど11業種だった。 業績予想の上方修正を発表した日立建機が大幅高だったほか、ファナックは堅調だった。みずほフィナンシャルグループは昨年来高値を更新した。住友不動産はしっかり。一方、ディスコ、SCREENホールディングスは軟調だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1185銘柄(72%)、値下がりは416銘柄(25%)、変わらずは39銘柄(2%)だった。
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