英バーバリー、第3四半期業績が予想上回る 米ホリデー商戦好調
1月24日、 英高級ファッションブランド、バーバリーが発表した第3・四半期(12月28日まで)の既存店売上高は4%減と、予想ほど落ち込まなかった。ロンドンのバーバリー店舗で2023年1月撮影(2025年 ロイター/Peter Nicholls)
Helen Reid Yadarisa Shabong
[24日 ロイター] - 英高級ファッションブランド、バーバリーが24日発表した第3・四半期(12月28日まで)の既存店売上高は4%減と、予想ほど落ち込まなかった。
米国のホリデー商戦が好調だった。市場予想は12%減だった。
同社では半年前に就任したジョシュア・シュルマン新最高経営責任者(CEO)が再建計画をまとめた。昨年9月以降、株価は80%以上値上がりしている。
同CEOは、トレードマークであるトレンチコートやスカーフをバッグや靴より強調したホリデー商戦の広告キャンペーンが幅広い顧客の共感を得たと述べた。
地域では米州の売上高が4%増と、唯一の増収となった。店舗を改装したニューヨーク市での販売が好調だった。
売上高は全ての地域で前四半期から改善した。アジア太平洋地域の売上高は第2・四半期の28%減から9%減に改善。欧州・中東・インド・アフリカ(EMEIA)の売上高は10%減から2%減に改善した。
同社は通期で黒字を計上できる可能性が高まったと表明。上期の営業赤字(調整後)は4100万ポンド(5100万ドル)だった。