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LGエナジー、EV需要鈍化で設備投資削減へ 第4四半期営業赤字

2025年01月24日(金)17時00分

 1月24日、韓国の車載電池大手LGエナジー・ソリューション(LGES)は、電気自動車(EV)需要の伸び鈍化を受け、今年の設備投資を最大30%削減する方針を示した。写真は同社ロゴ。ソウルで昨年4月撮影(2025年 ロイター/Kim Hong-Ji)

Joyce Lee Hyunjoo Jin

[ソウル 24日 ロイター] - 韓国の車載電池大手LGエナジー・ソリューション(LGES)は24日、電気自動車(EV)需要の伸び鈍化を受け、今年の設備投資を最大30%削減する方針を示した。

2024年第4・四半期決算は2260億ウォン(1億5800万ドル)の営業損失を計上。四半期ベースで3年ぶりの赤字となった。前年同期は3380億ウォンの黒字だった。

売上高は前年同期比19%減の6兆4500億ウォン。

トランプ米大統領は今週、EV購入に対する7500ドルの税額控除を廃止することを検討すると表明。LGESは廃止なら米国市場で下押し圧力を受けると説明した。

LGESによると、第4・四半期利益は米ゼネラル・モーターズ(GM)からの需要減が影響。ただ、同社が新モデルを発売するため、需要は今年第2・四半期から回復する見込みだという。

LGESはまた、ステランティスやホンダとの合弁バッテリー工場が今年下半期に北米で生産を開始する中、今年は5─10%の増収を目指すと表明した。

また、支出削減の一環として、北米に新しい工場を建設するよりも、既存生産体制の活用などに重点を置くとした。

決算を受け、LGESの株価は横ばいで取引を終えた。

ロイター
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