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再送-モルガンS、10─12月期利益が2倍超に増加 24年は過去最高益

2025年01月17日(金)02時04分

米金融大手モルガン・スタンレーが16日発表した2024年第4・四半期(12月31日まで)決算は、一連のディールメイキングと株式売却が追い風となり利益が2倍以上に増加した。2021年8月撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)

(誤字を修正して再送します)

Niket Nishant Tatiana Bautzer

[16日 ロイター] - 米金融大手モルガン・スタンレーが16日発表した2024年第4・四半期(12月31日まで)決算は、一連のディールメイキングと株式売却が追い風となり利益が2倍以上に増加した。通年の純営業収益は過去最高の618億ドルを記録した。

第4・四半期の純利益は37億ドル、1株当たり利益は2.22ドルとなった。LSEGがまとめた予想は1.70ドル。前年同期は15億ドル、1株当たり利益は0.85ドルだった。

投資銀行業務の収入は25%増加。株式引き受け業務の収入が前年同期比で倍増した。

全ての地域における取引活動の活発化により、株式業務の営業収入は22%増加し、過去最高を記録。特にアジアや南北アメリカが堅調だった。

投資銀行業務の収入は25%増の16億4000万ドルと、15日に発表されたゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースと同水準となった。

ウェルスマネジメント部門の収入は、資産運用関連の記録的な好調さに助けられ、13%増の75億ドルとなった。

テッド・ピック最高経営責任者(CEO)は24年の業績について「同行史上最も好調な年の一つ」になったと述べた。

株価は午前の取引で約2.2%上昇している。

ロイター
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