ニュース速報
ビジネス

経常収支11月は3兆3525億円の黒字、3カ月ぶり高水準=財務省

2025年01月14日(火)09時50分

 1月14日、財務省が発表した国際収支状況速報によると、11月の経常収支は3兆3525億円の黒字で3か月ぶりの高水準となった。写真は2023年11月、都内で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Tetsushi Kajimoto

[東京 14日 ロイター] - 財務省が14日発表した国際収支状況速報によると、11月の経常収支は3兆3525億円の黒字で3か月ぶりの高水準となった。ロイターが民間調査機関に行った事前調査の予測中央値は2兆6911億円程度の黒字だった。「貿易収支」が黒字に転化したほか、第1次所得収支の黒字幅が拡大した。

11月の国際収支の黒字幅は8月の3兆9657億円以来の水準だった。

貿易・サービス収支は3366億円の黒字、そのうち貿易黒字は979億円だった。インバウンドツーリズムの伸長による旅行収支の黒字幅拡大により、「サービス収支」は黒字幅を拡大した。

第1次所得収支は3兆4373億円の黒字、直接投資収益の黒字幅が拡大した。第2次所得収支は4214億円の赤字だった。

*この記事の詳細はこの後送信します。新しい記事は「UPDATE」と表示します。

*財務省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。

http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/balance_of_payments/release_date.htm

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

シリア暫定大統領、米国との早期関係回復を目指す 制

ビジネス

基調物価が2%へ向け高まる見通し実現なら、緩和度合

ビジネス

日産が近く取締役会、ホンダとの統合協議を議論 打ち

ビジネス

金価格が最高値更新、米中関税戦争で安全資産買い
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国経済ピークアウト
特集:中国経済ピークアウト
2025年2月11日号(2/ 4発売)

AIやEVは輝き、バブル崩壊と需要減が影を落とす。中国「14億経済」の現在地と未来図を読む

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 2
    「体が1日中だるい...」原因は食事にあり? エネルギー不足を補う「ある食品」で賢い選択を
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    マイクロプラスチックが「脳の血流」を長期間にわた…
  • 5
    中国AI企業ディープシーク、米オープンAIのデータ『…
  • 6
    脳のパフォーマンスが「最高状態」になる室温とは?…
  • 7
    DeepSeekが「本当に大事件」である3つの理由...中国…
  • 8
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 9
    メキシコ大統領の外交手腕に脚光...「トランプ関税」…
  • 10
    AIやEVが輝く一方で、バブルや不況の影が広がる.....…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 4
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 5
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 6
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 7
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? …
  • 8
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 9
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 10
    「やっぱりかわいい」10年ぶり復帰のキャメロン・デ…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 9
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 10
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中