追加利上げ、「時間かけて慎重に」との声=日銀10月会合議事要旨
日銀が10月30―31日に開いた金融政策決定会合で、1人の委員が「政策金利引き上げの判断は時間をかけて慎重に行う必要がある」と述べていたことが明らかになった。写真は3月18日、東京で撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Takahiko Wada
[東京 24日 ロイター] - 日銀が10月30―31日に開いた金融政策決定会合で、1人の委員が「政策金利引き上げの判断は時間をかけて慎重に行う必要がある」と述べていたことが明らかになった。日銀が24日、10月会合の議事要旨を公表した。
日本が過去30年間、0.5%を上回る政策金利を経験してこなかったため、「金利のある世界」への移行には相応の不確実性があるとこの委員は指摘した。また、同委員を含む何人かの委員が、これまでの政策金利引き上げの経済・物価への影響も見極める必要があると述べていた。
同会合で日銀は全員一致で政策金利を0.25%で据え置いた。1人の委員が国内外における不確実性の高まりを理由に「金融政策をより慎重に運営していく必要がある」と話した。
一方で、追加利上げにより前向きな姿勢をにじませた委員もいた。この委員は経済・物価が想定通り推移する場合、早ければ2025年度後半に1.0%の水準まで段階的に利上げしていくパスを前提とすれば、経済・物価の進捗を見守る時間が「今回はある」と話した。
1人の委員は先行きの金融政策運営について、基調的な物価上昇率が見通しに沿って上昇していけば「実質金利が自然利子率を下回る状況を維持しつつ、緩やかに政策金利
を引き上げていくことが望ましい」との見方を示した。
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