サウジ、1月のアジア向け主要油種価格引き下げ 21年1月以来の低さ
12月8日、サウジアラビアは主要油種アラブ・ライト原油の来年1月アジア向け公式価格(OSP)について、オマーン・ドバイ産地原油の平均価格に対する上乗せ幅を1バレル=0.80-0.90ドル引き下げた。写真は、アラムコの油田。2024年1月、サウジアラビアのシェイバで撮影(2024年 ロイター/HAMAD I MOHAMMED)
Nadine Awadalla Florence Tan
[ドバイ 8日 ロイター] - サウジアラビアは主要油種アラブ・ライト原油の来年1月アジア向け公式価格(OSP)について、オマーン・ドバイ産地原油の平均価格に対する上乗せ幅を1バレル=0.80-0.90ドル引き下げた。国営石油会社サウジアラムコが8日発表した。
背景には最大の輸入国である中国の需要が弱まり、市場に重圧を加えているという事情がある。
これによりアジア向けのアラブ・ライト原油SPは、新型コロナウイルスのパンデミックで世界的に需要が低迷した2021年1月以来の低さになった。ただサウジとロシアの市場シェア争いが最も激化した20年の水準は依然としてかなり上回っている。
価格引き下げでサウジの原油は、アジアにおけるロシア産や米国産に対する競争力が高まる。
今回の措置は、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国でつくる「OPECプラス」が5日、減産縮小時期の先送りを決めたことに続く動き。サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は、通常は在庫が積み上がるこの時期に市場へ原油を追加供給するのは合理性を欠くと発言している。
サウジアラムコは欧州向けのアラブ・ライト原油OSP価格も大幅に引き下げたが、米国向けは据え置いた。
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