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セブン&アイがMBO検討と報道、伊藤忠など出資 9兆円規模

2024年11月13日(水)12時17分

 11月13日、日本経済新聞とブルームバーグは、セブン&アイ・ホールディングスがMBO(経営陣が参加する買収)を検討していると報じた。写真は都内で2017年12月撮影(2024 ロイター/Toru Hanai)

[東京 13日 ロイター] - 日本経済新聞とブルームバーグは13日、セブン&アイ・ホールディングスがMBO(経営陣が参加する買収)を検討していると報じた。

ブルームバーグは、9兆円規模で全株式を買い取ると伝えている。セブン&アイの創業家や伊藤忠商事などが3兆円程度を出資、メガバンク3行が6兆円規模を融資する方向で協議しているという。

セブン&アイはカナダの小売大手アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けている。関係者2人によると提案額は7兆円程度で、MBOの規模はこれを上回る。

セブン&アイはロイターの問い合わせに「報道は認識しているが、当社が発表したものではない」とコメントした。

報道を受け、東京証券取引所はセブン&アイ株の売買を一時停止した。

*報道内容を追加しました。

ロイター
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