自由貿易や国際秩序の維持・強化を=米大統領選でJFEHD副社長
11月6日、JFEホールディングスの寺畑雅史副社長は決算会見で、米大統領選挙に関連し「グローバルな事業活動をしている。自由で開かれた貿易や国際秩序の維持・強化を進めてほしいと強く思っている」とし「日米の政府間の連携で進めていってもらいたい」と述べた。写真は同社のロゴ。2012年10月、都内で撮影(2024年 ロイター/Yuriko Nakao)
Ritsuko Shimizu
[東京 6日 ロイター] - JFEホールディングスの寺畑雅史副社長は6日の決算会見で、米大統領選挙に関連し「グローバルな事業活動をしている。自由で開かれた貿易や国際秩序の維持・強化を進めてほしいと強く思っている」とし「日米の政府間の連携で進めていってもらいたい」と述べた。
為替市場では、開票の過程で円安が進んでいる。寺畑副社長は「為替が大きく動くと、想定し得ない悪影響を及ぼす。為替が不安定になることは懸念しているし、注視していかなければならない」と指摘した。同社は、原料の購買の方が上回っており、円安は収益にマイナス影響となる。
米大統領選ではトランプ氏の勝利がほぼ確定的となっているが「選挙結果についてはコメントする立場になく、コメントを差し控える」とした。