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ウーバー、第4・四半期見通し低調 株価9%安

2024年11月01日(金)00時36分

米配車大手ウーバー・テクノロジーズは31日、第4・四半期の配車事業の総予約件数が市場予想を下回ると発表した。2018年6月撮影(2024年 ロイター/Simon Dawson)

Akash Sriram

[31日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズは31日、第4・四半期の配車事業の総予約件数が市場予想を下回ると発表した。同社の主力事業の一段の減速が示唆された。

ウーバーの株価は、午前の取引で約9%下落した。

第4・四半期の調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)見通しは17億8000万─18億8000万ドルとした。アナリスト予想は18億4000万ドルだった。

不確実な経済とインフレの高止まりが配車サービス利用者の重しとなる中、ここ数四半期にわたり需要が弱まっていることへの懸念を浮き彫りにした。

ハーグリーブス・ランズダウンのマネー&マーケッツ責任者、スザンナ・ストリーター氏は、高金利が消費者を圧迫していることを背景に、「より安価な交通手段へのシフトが少し進んでいる可能性がある」と述べた。

一方、第3・四半期の業績は好調で、配車事業の総予約件数は26.4%増加した。第3・四半期の総売上高は111億9000万ドルと、アナリストの平均予想である109億8000万ドルを上回った。

第3・四半期の株主帰属純利益は26億1000万ドル。これには同社の株式投資に関連する17億ドルの税引前利益が含まれる。営業利益は過去最高の10億6000万ドルとなった。

調整後EBITDAは16億9000万ドルと、アナリスト平均予想の16億4000万ドルを超えた。

ロイター
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