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米新規失業保険申請、3週連続減 ハリケーンによる歪み解消
2024年11月01日(金)01時04分
米労働省が31日発表した10月26日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比1万2000件減の21万6000件となった。2021年9月撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)
[ワシントン 31日 ロイター] - 米労働省が31日発表した10月26日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比1万2000件減の21万6000件となった。エコノミスト予想は23万件だった。
3週連続の減少は、米南部を相次ぎ襲ったハリケーン「へリーン」と「ミルトン」の影響が薄れつつあることを反映している可能性が高い。米航空機大手ボーイングのストライキも申請件数の増加に寄与していた。
季節調整前の申請件数は3349件減の20万0132件。地域別では、ノースカロライナ州で2969件減、フロリダ州で2692件減となった。カリフォルニア州でも減少し、ニューヨーク州の2061件増、ミシガン州の1854件増を相殺した。
10月19日までの1週間の継続受給件数は2万6000件減の186万2000件だった。