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エヌビディア、時価総額3.53兆ドル アップル抜き世界首位

2024年10月26日(土)02時20分

米半導体大手エヌビディアの時価総額がアップルを抜いて、世界首位となった。昨年3月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration/File Photo)

[25日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアの時価総額が25日、アップルを抜いて、世界首位となった。同社の人工知能(AI)向け半導体への旺盛な需要が株価押し上げに寄与している。

エヌビディアの株価は2%超上昇。LSEGによると、時価総額は一時3兆5300億ドルに達し、アップルの3兆5200億ドルを上回った。

エヌビディアは6月にも時価総額で世界首位に立ったが、その後マイクロソフトとアップルに抜かれた。

マイクロソフトの時価総額は3兆2000億ドル。

エヌビディアの株価は10月に入ってから約18%急騰。22日には最高値を更新した。

AJベルの投資ディレクター、ラス・モールド氏は「より多くの企業が日常業務にAIを取り入れており、エヌビディアのチップに対する需要は引き続き強い」と指摘。「米国で大幅な景気低迷が回避されれば、企業はAI機能に対する多額の投資を続け、エヌビディアにとって良好な追い風となるだろう」と述べた。

投資家の注目は11月に発表されるエヌビディアの第3・四半期決算に向けられている。

ロイター
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