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ノキア、中国で2000人・欧州で350人削減 コスト削減で=関係筋

2024年10月18日(金)01時11分

フィンランドの通信機器大手ノキアは、中華圏の従業員の約5分の1に当たる約2000人を解雇し、欧州でも350人の人員削減を計画している。2023年10月撮影(2024年 ロイター/JUSSI NUKARI/Lehtikuva/via REUTERS)

[ストックホルム17日 ロイター] - フィンランドの通信機器大手ノキアは、中華圏の従業員の約5分の1に当たる約2000人を解雇し、欧州でも350人の人員削減を計画している。2023年に発表したコスト圧縮の一環。2人の情報筋が明らかにした。

広報担当者は、欧州で解雇に関する協議を始めたことを認めたが、中国についてはコメントを避けた。

ノキアは23年、最大1万4000人の削減計画を発表した。年次報告書によると、2023年12月時点の従業員数は中華圏で1万400人、欧州で3万7400人。

中国は以前はノキアの第2の市場で、19年には純売上高の27%程度が中国圏だった。しかし、19年以降、西側諸国が中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の製品を通信ネットワークから排除し始めて以降、中国の通信事業者との契約が減少。直近の四半期では純売上高の6%未満まで減少していた。

ノキアは現在も北京や上海、香港、台湾に拠点を置き、サービスを提供している。

広報担当者は既に5億ユーロを削減したと述べた。現在の従業員数は約7万8500人で、昨年の約8万6000人から減少している。

ロイター
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