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FRB、「時間かけた」利下げが再び適切に─NY連銀総裁=FT
2024年10月08日(火)14時43分
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)に8日掲載されたインタビューで、米連邦準備理事会(FRB)は時間をかけて金利を引き下げるべきだという見解を示した。写真はニューヨークの講演で5月に撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)
[8日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)に8日掲載されたインタビューで、連邦準備理事会(FRB)は時間をかけて金利を引き下げることが再び適切になるという見解を示した。
パウエルFRB議長は先週、利下げを急いでいないと発言。今後の利下げ幅を0.25%とする可能性を示唆した。
総裁は9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で決めた0.5%の利下げについて「今後の行動のルール」ではないと発言。「個人的には時間とともに金利を引き下げていくことが再び適切になると考えている」と語った。
「金融政策スタンスは現在、見通しにとって非常に良い位置にあると考えている。SEP(FOMC参加者による経済見通し)は非常に良いベースケースだ。経済は成長が続いており、インフレ率は2%に向かっている」と述べた。