ブラックストーン、新アジアファンドで100億ドル以上調達へ＝関係筋

　１０月３日、米投資会社ブラックストーンが、アジアに特化した３本目のプライベート・エクイティ（ＰＥ）ファンドの立ち上げに向け資金調達を開始したと、事情を知る関係者が明らかにした。昨年１月、ニューヨークの本社で撮影（２０２４年　ロイター/Jeenah Moon）

Kane Wu　Yantoultra Ngui

[香港/シンガポール ３日 ロイター] - 米投資会社ブラックストーンが、アジアに特化した３本目のプライベート・エクイティ（ＰＥ）ファンドの立ち上げに向け資金調達を開始したと、事情を知る関係者が明らかにした。１００億ドル以上の調達を目指しているという。

新たなファンドはインドが最も高い投資配分比率を占める見通しだという。一方、中国は重点市場とはならない見込み。

日本とオーストラリアもブラックストーンにとっては重要性が高く、韓国やシンガポールなどにも引き続き目を向けている。

新たなファンドの投資配分はまだ決定しておらず、マクロ経済環境に応じて戦略が変更される可能性もあると、関係筋の１人は述べた。