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米エクソン、第3四半期上流部門利益は6億―10億ドル下振れへ

2024年10月04日(金)08時26分

 米石油大手のエクソンモービルは、原油価格の下落が響いて第3・四半期の上流部門の利益が6億―10億ドル下振れするとの見込みを示した。2018年9月、リオデジャネイロで撮影(2024年 ロイター/Sergio Moraes)

[3日 ロイター] - 米石油大手のエクソンモービルは、原油価格の下落が響いて第3・四半期の上流部門の利益が6億―10億ドル下振れするとの見込みを示した。3日公表された規制当局への提出書類で明らかにした。

世界の石油需要に対する悲観的な見方を背景に原油価格は第3・四半期に前期より17%下落し、四半期の下落率としては過去1年間で最大となった。北海ブレント先物価格は第3・四半期の最終取引日に1バレル=71.77ドルを付けた。

世界の燃料市場は需要の軟化による打撃を受けており、中でも経済成長が鈍化し、電気自動車(EV)の利用が増えている中国での需要が落ち込んでいる。

エクソンモービルは第2・四半期に上流部門で70億7000万ドルの利益を出していた。

LSEGがまとめた市場予想では、エクソンモービルの第3・四半期の1株当たり利益は1.97ドルの見通し。前年同期の1株当たり利益は2.25ドルだった。

ロイター
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