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10月政策決定、インフレ鈍化の自信を反映するものに=ECB総裁
2024年09月30日(月)23時35分
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は30日、同中銀はインフレ率が目標の2%に回帰するとの自信を強めており、これを10月の政策決定に反映させるべきだと述べた。6月撮影(2024年 ロイター/Wolfgang Rattay)
[フランクフルト 30日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は30日、同中銀はインフレ率が目標の2%に回帰するとの自信を強めており、これを10月の政策決定に反映させるべきだと述べた。
同総裁はブリュッセルで開催された議会公聴会で「最近の動向は、インフレ率が適時に目標に回帰するというわれわれの確信を強めるものだ。次回10月の理事会でこれを考慮する」と語った。
この発言は10月理事会での追加利下げ決定に対する見方をさらに強めるものとなる。
同総裁はまた「一部経済指標は景気回復が逆風に直面していることを示唆している」とし、最近の経済成長率の低迷も認めた。
一方、賃金の伸びが鈍化し企業利益が賃上げの一部を吸収しているとしても、労働市場は依然として底堅いとも述べた。