米国債利回り低下、0.5%利下げ観測強まる WSJ・FT報道受け
9月12日、アジア時間の米国債利回りは低下。来週の連邦準備理事会(FRB)による利下げ幅が25ベーシスポイント(bp)になるか50bpになるか予断を許さない可能性があるとするメディア報道を受けた。写真は米ワシントンで2018年8月撮影(2024 ロイター/Chris Wattie)
Wayne Cole
[シドニー 13日 ロイター] - 13日アジア時間の米国債利回りは低下。来週の連邦準備理事会(FRB)による利下げ幅が25ベーシスポイント(bp)になるか50bpになるか予断を許さない可能性があるとするメディア報道を受けた。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とフィナンシャル・タイムズ(FT)両紙の報道は、0.25%の利下げでスタートすると考えていた市場を驚かせた。
2年債利回りは4bp低下の3.601%。10年債利回りは3bp低下し3.646%となった。
金利先物市場では0.5%利下げの可能性が43%と示唆されており、序盤の28%、前日の14%から上昇した。
WSJ報道は、インフレと雇用が減速する中でFRB当局者が高金利を長く維持することに神経質になっていると示唆しているが、内部情報源のコメントは引用していない。