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中国恒大集団、拘束中の会長が深センの拘留施設に移送=消息筋

2024年09月13日(金)10時41分

 9月12日、中国の不動産開発大手、中国恒大集団の創業者である許家印会長(65・写真)が数カ月前に深センの特別拘留施設に移送されていたことが、事情に詳しい消息筋2人の話で明らかになった。写真は2017年3月、香港で撮影(2024年 ロイター/Bobby Yip)

Clare Jim Julie Zhu

[香港 12日 ロイター] - 中国の不動産開発大手、中国恒大集団の創業者である許家印会長(65)が数カ月前に深センの特別拘留施設に移送されていたことが、事情に詳しい消息筋2人の話で明らかになった。

許会長は1年前に当局に拘束されて以降、公の場に姿を見せておらず、現在どこにいるかも報道されていなかった。

中国の証券当局は今年3月、恒大集団を業績水増しや証券詐欺などの不正行為で処分。許会長は660万ドルの罰金を科された。恒大集団は1月に清算を命じられた。

許会長が何らかの罪で正式に起訴されたかどうかや、どの程度の期間拘束されるのかは、現時点で明らかになっていない。

消息筋によると、深センへ移送された許会長は恒大集団の幹部らと容易にやりとりできるようになった。恒大集団は深センに近い広州市に本社を構え、資産運用部門は深センを拠点としている。

ロイター
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