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ドイツ自動車業界の8月景況感一段と悪化、海外中心に新規受注不足=IFO
2024年09月04日(水)16時48分
9月4日、ドイツ自動車業界の業況悪化が深刻だ。 独IFO経済研究所が4日発表した8月の自動車業界業況指数はマイナス24.7で7月のマイナス18.5から悪化した。写真は独ヴォルフスブルクにあるフォルクスワーゲンの本社工場。3日撮影(2024年 ロイター/Fabian Bimmer)
[ベルリン 4日 ロイター] - ドイツ自動車業界の業況悪化が深刻だ。 独IFO経済研究所が4日発表した8月の自動車業界業況指数はマイナス24.7で7月のマイナス18.5から悪化した。同国を代表する自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)
IFOの自動車部門スペシャリストのアニタ・ヴォルフル氏は「自動車産業の景況感は急降下している」とし、今後6カ月の見通しが著しく悲観的と指摘した。
IFOの調査によると、期待指数は7月のマイナス29.5からマイナス40.5に低下した。
「ドイツ自動車メーカーは新規受注不足、特に海外からの受注不足に苦しんでいる。それが人員計画に反映されつつある」とヴォルフル氏は述べた。