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米ベスト・バイ、通年利益見通し引き上げ コスト管理が奏功

2024年08月30日(金)00時01分

米家電量販大手ベスト・バイは29日、通年利益見通しを引き上げた。2021年11月撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)

Juveria Tabassum

[29日 ロイター] - 米家電量販大手ベスト・バイは29日、通年利益見通しを引き上げた。コスト管理強化が奏功し、大幅な値引きや販促キャンペーンによる影響が相殺されていることを受けた。第2・四半期決算(5―7月)は売上高の減少率が市場予想を下回った。

通年の1株当たり調整後利益は6.10─6.35ドルと予想。従来の5.75─6.20ドルから引き上げた。

第2・四半期は、既存店売上高が2.3%減。LSEGがまとめた予想は3.2%減だった。

特別項目を除いた1株当たり利益は1.34ドルで、アナリスト予想の平均1.16ドルを上回った。

技術サポートや設置、修理などを提供するサービス事業は、国内既存店売上高で8.5%増加。国内売上総利益率も23.5%と、前年同期の23.1%から上昇した。

決算発表を受け、ベストバイの株価は午前の取引で約17%上昇している。

ロイター
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