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米新規失業保険申請、2000件減の23.1万件 予想やや下回る
2024年08月29日(木)23時30分
米労働省が29日に発表した8月24日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比2000件減の23万1000件とエコノミスト予想(23万2000件)をわずかに下回った。2021年5月撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)
[ワシントン 29日 ロイター] - 米労働省が29日に発表した8月24日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比2000件減の23万1000件とエコノミスト予想(23万2000件)をわずかに下回った。解雇された労働者が新たな職に就く機会がますます減っており、失業率が8月も高止まりした可能性が示唆された。
申請件数は、自動車工場の一時閉鎖やテキサス州を襲ったハリケーン「ベリル」の影響が薄れたため、7月下旬に付けた11カ月ぶりの高水準から減少している。
8月17日までの1週間の継続受給件数は1万3000人増の186万8000件となった。2021年終盤の水準に近く、失業期間が長期化している労働者の増加が示唆された。
今回のデータは8月雇用統計の調査期間と重なっている。