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みずほ銀、千葉興銀株を買い増し 共同保有含め17.86%に
2024年08月29日(木)16時26分
8月29日、みずほ銀行が千葉興業銀行株の保有比率を引き上げたことが同日提出の変更報告書で分かった。写真はみずほ銀行のロゴ。2015年5月、都内で撮影(2024年 ロイター/Yuya Shino)
Shinichi Uchida
[東京 29日 ロイター] - みずほ銀行が千葉興業銀行株の保有比率を引き上げたことが29日提出の変更報告書で分かった。みずほ信託銀行など共同保有者を含めた保有比率は17.86%で、前回報告(2023年3月)の16.80%から上昇した。みずほ銀は保有目的について、千葉興銀の要請に応え、取引関係の強化を図るためと説明している。
みずほ銀は持分法適用関連会社として千葉興銀と親密な関係を築いてきたが、23年2月には株式の一部売却で合意した。報告書ベースでは同年2月末に比率を下げた後、翌3月には比率を引き上げていた。
千葉興銀を巡っては、ありあけキャピタル(東京都中央区)のファンドの保有比率が18.20%(13日提出の報告書)まで高まっている。