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日産とホンダ、九州の工場を29ー30日に稼働停止 台風10号接近で

2024年08月28日(水)18時53分

8月28日、日産自動車とホンダは、台風10号の接近に伴い、それぞれ九州に構える工場の稼働を29日から30日にかけて一時停止すると明らかにした。写真はホンダのロゴ。都内で2019年2月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-hoon)

Maki Shiraki

[東京 28日 ロイター] - 日産自動車とホンダは28日、台風10号の接近に伴い、それぞれ九州に構える工場の稼働を29日から30日にかけて一時停止すると明らかにした。従業員などの安全を最優先するため。

日産は、スポーツ多目的車(SUV)「エクストレイル」などを生産する子会社の日産自動車九州(福岡県苅田町)の工場で29日と30日昼勤の操業を見合わせる。現時点では30日夜勤は操業を再開する予定にしているが、30日午前にも再開できるかどうかをあらためて判断する。

ホンダは、二輪車を主に製造する熊本製作所(熊本県大津町)で29─30日いずれも終日、稼働を停止する。台風の進路など影響をみながら週明けの再開を判断する。

非常に強い台風の接近を踏まえ、自動車メーカー大手の工場の一時稼働停止の動きが相次いでいる。

トヨタ自動車はすでに、国内全14工場の稼働一時停止を発表。28日夕方から29日午前まで停止し、29日午前に再開の可否を判断する。羽村工場(東京・羽村市)の第4ラインのみ29日午前は稼働する予定。従業員や関係者の安全確保、物流の影響などを考慮したという。

ロイター
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