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米アップル、CFO交代 後任は内部昇格

2024年08月27日(火)09時47分

 米アップルは8月26日、財務計画・分析担当バイスプレジデントのケバン・パレク氏が2025年1月1日付で最高財務責任者(CFO)に就任する人事を発表した。3月6日、仏パリで撮影(2024年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

[26日 ロイター] - 米アップルは26日、財務計画・分析担当バイスプレジデントのケバン・パレク氏が2025年1月1日付で最高財務責任者(CFO)に就任する人事を発表した。

ルカ・マエストリCFOの後任となる。秋の新製品投入を控えるタイミングで発表した。

パレク氏はニュース・情報サービスのトムソン・ロイターや米自動車大手ゼネラル・モーターズの幹部職を経てアップルに移籍し、在籍期間は10年を超えている。

アップルによると、マエストリ氏はCFO退任後もティム・クック最高経営責任者(CEO)の直属として、情報システムを含む法人サービス部門を率いる。

同氏がCFOを務めた期間にアップルの売上高は2倍以上に増え、サービス部門の収入は5倍以上に膨らんだ。

D・A・デビッドソンのアナリスト、ジル・ルリア氏はCFO交代が「計画的に秩序正しく行われる模様で、これは最も重要」と指摘。マエストリ氏がアップルにとどまることも財務リスクの予防において重要とした。

パレク氏は慎重な資本管理の継続を求められる見通しだが、補完的な買収の機会を再び検討する役割も任されるかもしれないと予想した。

ロイター
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