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中国自動運転車ウィーライド、米加州で乗客乗せた試験走行の許可取得

2024年08月14日(水)12時20分

中国の自動運転技術スタートアップ、文遠知行(ウィーライド)は米カリフォルニア州公益事業委員会(CPUC)から乗客を乗せた無人運転車の試験走行許可を取得した。写真は広州市で2020年5月撮影(2024年 ロイター/Sun Yilei)

[13日 ロイター] - 中国の自動運転技術スタートアップ、文遠知行(ウィーライド)は米カリフォルニア州公益事業委員会(CPUC)から乗客を乗せた無人運転車の試験走行許可を取得した。

CPUCが今月発行した3年間の許可証により、ウィーライドは運転手が同乗する試験車両と同乗しない試験車両で乗客を運ぶことが認められる。一般の人々へのサービスの提供や、運賃の請求はできない。

CPUCのロイター宛ての声明によると、ウィーライドは稼働車両12台を保有しており、サンノゼとその近郊で運行する予定。

米政府は中国が開発したシステムを搭載した自動車の使用を禁止する構え。しかし関係者の話では、ウィーライドはニューヨークを上場先とする新規株式公開(IPO)で最大50億ドルの調達を目指している。

無人タクシーの開発と商用化は、規制上のハードル、市当局の反対、一般市民の反発などで予想以上に厳しい状況となっている。現時点ではアルファベット傘下のウェイモが、乗員が同乗しない有料の無人タクシーを運行する唯一の米企業だ。

ロイター
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