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ウォール街投資銀の賞与、最大35%増の可能性=報酬コンサル会社
2024年08月09日(金)09時34分
米ウォール街で債券引き受けに携わる投資銀行部門職員のボーナスが今年25─35%増加し、IPOを担当する職員は20─30%増加する可能性があると、企業報酬コンサルティング会社ジョンソン・アソシエーツがリポートで見通しを示した。写真はニューヨークで2019年1月撮影(2024年 ロイター/Carlo Allegri)
[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米ウォール街で債券引き受けに携わる投資銀行部門職員のボーナスが今年25─35%増加し、新規株式公開(IPO)を担当する職員は20─30%増加する可能性があると、企業報酬コンサルティング会社ジョンソン・アソシエーツがリポートで見通しを示した。
債券発行の好調な伸びと、年初からの資金調達額がすでに2023年全体を上回っているIPOの活況が増額の主な要因。
リポートによると、投資銀行部門の収入はまだピークを下回っているものの、活動がかなり回復しているという。
賞与を増額する可能性がある他の部門は、株式・債券セールス・トレーディングで、株式トレーダーは10─15%、債券トレーダーは5─10%の増額が見込まれるとした。