米ディズニーランド労組と暫定合意、スト回避
7月24日、米カリフォルニア州のディズニーランド・リゾート従業員1万4000人を代表する労働組合は、米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーと新たな労働協約について暫定合意したと発表した。写真は公正な賃金を求める働組合とディズニーのキャストメンバー達。米カリフォルニア州 で17日撮影(2024 ロイター/David Swanson)
Dawn Chmielewski
[アナハイム(米カリフォルニア州) 24日 ロイター] - 米カリフォルニア州のディズニーランド・リゾート従業員1万4000人を代表する労働組合は24日、米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーと新たな労働協約について暫定合意したと発表した。同園でのストライキは回避された。
新たな3年間の労働協約には、従業員の賃上げや手当などが盛り込まれた。最終的な合意に向けた投票は29日に予定されている。
労組は声明で、「従業員は過去4カ月間懸命に闘ってきた。この暫定合意は、私たち全員が示した強さと、顧客や地域住民からの揺るぎない支援がなければ実現できなかっただろう」と強調した。
ディズニーはロイターに宛てた声明で、暫定合意を認めた上で、「当社は従業員の心身の健康や幸福を深く気に掛けている」と説明。「従業員にとって最も重要な問題に対処する労組と暫定合意に達したことをうれしく思う」と強調した。