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次世代半導体の量産などに向けた法案を早期に提出=岸田首相
2024年07月24日(水)15時33分
7月24日、岸田文雄首相は、計画的に量産投資や研究開発支援を行うため、次世代半導体の量産などに向けた必要な法案を早期に国会に提出したいと語った。写真は5月、 ブラジルのサンパウロで撮影(2024年 ロイター/Jorge Silva)
Hitoshi Ishida
[東京 24日 ロイター] - 岸田文雄首相は24日、計画的に量産投資や研究開発支援を行うため、次世代半導体の量産などに向けた法案を早期に国会に提出したいと語った。
訪問先の北海道で、ラピダスの工場の建設現場を視察した後、記者団に述べた。
岸田首相は「世界最高水準の半導体を日本国内で量産するラピダスプロジェクトについて説明を聞き、建設現場も視察し、着実に進展していることが確認できた」とした上で「AI、半導体分野での国内投資は継続的に拡大していく必要がある」と強調。「関係省庁で(法案の)具体的な内容、提出時期などについて検討を開始する」と語った。
さらに半導体の本格的な量産開始に向けて「脱炭素電源の確保についても対応を進めていきたい」とした。