メタ、「レイバン」メーカーに5%出資交渉=WSJ
米メタ・プラットフォームズは、「レイバン」を展開する世界最大の眼鏡メーカー、エシロール・ルクソティカの株式約5%を取得する交渉を進めている。WSJが18日、事情に詳しい関係者の話として報じた。 写真は2023年9月、レイバンのスマートグラスが映るスクリーンの前に立つ、メタのザッカーバーグCEO。米カリフォルニア州メンローパークで撮影(2024年 ロイター/Carlos Barria)
[18日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズは、「レイバン」を展開する世界最大の眼鏡メーカー、エシロール・ルクソティカの株式約5%を取得する交渉を進めている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が18日、事情に詳しい関係者の話として報じた。
LSEGのデータによると、エシロール・ルクソティカの直近時価総額は865億ユーロ。ロイターがこれに基づいて計算したところでは、出資規模は43億3000万ユーロ(47億3000万ドル)になる可能性がある。
アップルなどハイテク大手が拡張現実(AR)や複合現実(MR)の技術を利用した先端機器開発に多額の資金を投じる中で、メタはこの資本提携を通じて眼鏡型端末(スマートグラス)分野での主導権を固められる。
メタとエシロール・ルクソティカが2021年に共同開発して発売したスマートグラスはメタの消費者向け製品として重要な商品となっている。