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米新学期商戦、今年は低調に 高額品買い控えで
2024年07月15日(月)15時19分
デロイトが公表した調査によると、今年の米新学期商戦での支出は横ばいか減少する見通しだ。写真はニューヨークで2022年3月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
Anuja Bharat Mistry Ananya Mariam Rajesh
[15日 ロイター] - デロイトが公表した調査によると、今年の米新学期商戦での支出は横ばいか減少する見通しだ。パソコン(PC)などの高価な電子機器を買い控える動きが背景。
調査は学齢期の子どもを持つ親1198人を対象に実施した。
今年の支出は313億ドル(子ども1人当たり約586ドル)になる見込み。昨年は319億ドル(同597ドル)だった。
新学期前には通常、スニーカー、コンピューター、衣料品、バックパックなどのセールが行われる。
米小売り大手ウォルマートやターゲット、中国系ファッション通販大手シーイン(SHEIN)はアマゾン・ドット・コムの有料会員向けセール「プライムデー」に先駆けてセールを開始した。
調査によると、衣料品と学用品への支出は昨年とほぼ同水準になる見通し。一方、テクノロジー製品への支出は11%減少する見込み。