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中国GDP、第2四半期は前年比+4.7%に鈍化 政府目標下回る
2024年07月15日(月)11時53分
中国国家統計局が15日発表した第2・四半期(4─6月)国内総生産(GDP)は前年比4.7%増加で、第1・四半期(5.3%増)から鈍化し2023年第1・四半期以来の低成長となった。上海で2月撮影(2024年 ロイター/Nicoco Chan)
Kevin Yao
[北京 15日 ロイター] - 中国国家統計局が15日発表した第2・四半期(4─6月)国内総生産(GDP)は前年比4.7%増加で、第1・四半期(5.3%増)から鈍化し2023年第1・四半期以来の低成長となった。長引く不動産不況と雇用不安が内需を圧迫。当局は一段の景気テコ入れを迫られるとの見方が広がっている。
成長率は政府の今年の成長率目標の5%前後を下回り、ロイターがまとめたアナリストの予想(5.1%)にも届かなかった。
前期比では0.7%増で、下方改定された第1・四半期(1.5%増)から減速した。
シティはリポートで「軟調な内需は引き続きインフレの重荷となり、生産力を低下させる可能性がある」とし、きょう開幕する共産党の重要会議、第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が注目されると指摘した。