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米新規失業保険申請、4000件増の23.8万件 労働市場の緩和示唆
2024年07月04日(木)00時03分
米労働省が3日に発表した6月29日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比4000件増の23万8000件となり、労働市場の状況が緩和しつつある兆候が示唆された。2021年9月撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)
[ワシントン 3日 ロイター] - 米労働省が3日に発表した6月29日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比4000件増の23万8000件となり、労働市場の状況が緩和しつつある兆候が示唆された。4日が独立記念日の祝日のため、申請件数は通常より1日早く発表された。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は23万5000件だった。
6月22日までの1週間の継続受給件数は2万6000件増の185万8000件と、2021年11月下旬以来の高水準となった。
一方、世界的な再就職支援会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、6月に発表された人員削減数は4万8786人で、前月から23.6%減少したが、前年同月比では19.8%増となった。