米ロビンフッドが仮想通貨先物商品の提供検討=報道
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7月2日、米ブルームバーグ・ニュースは、米インターネット新興証券ロビンフッド・マーケッツが数カ月以内に米国と欧州で暗号資産(仮想通貨)先物を提供することを検討していると報じた。写真はロビンフッドのロゴ。米ニューヨークで2021年7月撮影(2024 ロイター/Andrew Kelly)
[2日 ロイター] - 米ブルームバーグ・ニュースは2日、米インターネット新興証券ロビンフッド・マーケッツが数カ月以内に米国と欧州で暗号資産(仮想通貨)先物を提供することを検討していると報じた。
米国事業ではシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)上場のビットコインとイーサリアムそれぞれの先物を取引商品として提供したい考え。
また同報道によると、ロビンフッドは仮想通貨交換業者のビットスタンプを2億ドルで買収することで6月に合意したばかり。来年に手続きが完了した後はビットスタンプの保有するライセンス活用を望んでいるという。
ロビンフッド広報担当者はロイターの取材に「そうしたサービスを近いうちに提供する計画はない」と書面で答えた。
ロビンフッドは売買手数料無料アプリの展開で知られ、仮想通貨事業で急成長を遂げている。ただ、5月には取引されたトークンを巡って米証券取引委員会(SEC)から強制措置着手を事前通告する「ウェルズ・ノーティス」を受けている。