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印電動二輪車オラ・エレクトリック、全固体電池を開発中=会長

2024年07月01日(月)14時06分

インドの電動二輪車メーカー、オラ・エレクトリックは全固体電池の開発に取り組んでおり、来年には自社製電池の製品への搭載が可能になる見通しだ。写真はオラの電動二輪車を充電中の男性。ニューデリーで22年2月撮影。(2024年 ロイター/Aditi Shah/File Photo/File Photo)

Nandan Mandayam

[29日 ロイター] - インドの電動二輪車メーカー、オラ・エレクトリックは全固体電池の開発に取り組んでおり、来年には自社製電池の製品への搭載が可能になる見通しだ。創業者で会長のバービッシュ・アガルワル氏が28日明らかにした。

全固体電池の開発は実験の初期段階。来年初めに南部タルミナド州のギガファクトリーで本格生産を開始し、電動二輪車に内製電池を使用する計画だという。

全固体電池は可燃性の液体電解質を使用する従来のリチウムイオン電池と比べて安全性が向上して寿命が長く、充電も高速化すると期待されている。ただ原材料の入手に制約があるほか、製造工程が複雑でコストもかさむことから大規模な導入は困難を伴う。オラは現在、韓国のLGエナジーソリューションと中国の寧徳時代新能源科技(CATL)から調達している。

全固体電池開発で先行するトヨタ自動車は今後数年以内の世界規模での市場投入を見込んでいる。

ロイター
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