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米地区連銀の取締役会での多様性、24年は低下 トレンドに反し
2024年01月06日(土)06時35分
米連邦準備理事会(FRB)が5日に公表したデータによると、2024年は12地区連邦準備銀行(地区連銀)の取締役会における性別や人種などの多様性がここ数年のトレンドに反して低下した。2019年3月撮影(2024年 ロイター/Leah Millis)
Ann Saphir
[5日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が5日に公表したデータによると、2024年は12地区連邦準備銀行(地区連銀)の取締役会における性別や人種などの多様性がここ数年のトレンドに反して低下した。
ロイターが新たに発表された人事を精査したところ、今年任命された12地区連銀の総裁・副総裁合計24人のうち女性は10人と昨年の13人から減少。アフリカ系やヒスパニック系など非白人も半数未満となった。
2023年は12地区連銀の総裁・副総裁は半数以上を女性およびマイノリティが占めていた。
また12地区連銀の取締役108人のうち、女性が占める割合は昨年の44%から39%に低下。有色人種も41%から37%に低下した。