仏アクサ、第1四半期は2％増収 損害保険が好調

　５月１５日、仏保険大手アクサが発表した第１・四半期の収入は前年同期比２％増加した。写真は同社のロゴ。昨年２月、仏モンテギュで撮影（２０２３年　ロイター/Stephane Mahe）

［パリ　１５日　ロイター］ - 仏保険大手アクサが１５日発表した第１・四半期の収入は前年同期比２％増加した。フランスとイタリアで貯蓄性商品の販売が落ち込んだが、損害保険が好調だった。

連結収入は３１８億ユーロ（３５０億１０００万ドル）。

損害保険は５％の増収。生命保険は貯蓄性商品が９％の減収となり、販売が落ち込んだ。

今年の実質利益は７５億ユーロ以上と、昨年の６１億ユーロから増加する見通し。昨年の利益は新たな会計基準の導入で修正された。

連結ベースのソルベンシーＩＩ比率は３月末時点で２１７％と、昨年末との比較で２％ポイント上昇した。運用収益が好調だった。

今年の財務目標は据え置いた。