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英HSBC富裕層事業、中国で採用拡大 インド再参入検討=幹部

英金融大手HSBCホールディングスの幹部は中国での個人向けウェルスマネジメント事業について、採用が計画を上回っていると述べた。写真は2019年8月、ニューヨークで撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)
[シンガポール 9日 ロイター] - 英金融大手HSBCホールディングスの幹部は中国での個人向けウェルスマネジメント事業について、採用が計画を上回っていると述べた。またインドのプライベートバンキング事業への再参入を検討していると明らかにした。
HSBCはアジアと富裕層向けサービスを成長の柱と位置付けている。
ウェルス&パーソナル・バンキング部門の最高経営責任者(CEO)ヌーノ・マトス氏は中国でのモバイル・ウェルス・プランニング事業を強化するために、当初予定していた550人を上回る約700人のプランナーを年末までに配置すると話した。
HSBCのウェルスマネジメント事業は投資・保険・資産管理商品が含まれる。プライベートバンキングは500万ドル以上の投資可能な資産を保有する顧客のニーズに対応する。
アジア太平洋地域のプライベートバンキング部門トップ、シュー・メン・タン氏は、中国の同部門は昨年末時点で人員が20人だったが、今年末までに64人に拡大し、来年末までにこの2倍になるとの見通しを示した。
HSBCは2015年にインドのプライベートバンキング事業から撤退したが、再参入するかどうか検討している。
マトス氏は「インドでは保険と資産運用が現在2本の柱だ。プライベートバンキングはそこまで至っておらず、今年中に戦略的な決定をする必要がある」と語った。
またシンガポールなど東南アジアで存在感を高めることも検討していると話した。
「アジアの富は世界の他の地域と比べて2倍のスピードで拡大している。われわれにとって魅力的な機会だ」と指摘し、2021年の富裕層向けサービスは目標を上回ると述べた。
同氏はHSBCが中国の資産運用会社を完全子会社化することに前向きだと述べた。