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スペインのバンキアとカイシャバンクが合併検討 国内最大手行に
スペインの銀行大手バンキアとカイシャバンクは3日遅く、合併を検討していると発表した。写真はマドリードにあるバンキアの支店で2016年3月撮影(2020年 ロイター/Juan Medina)
[マドリード 3日 ロイター] - スペインの銀行大手バンキア
カイシャバンクは、証券取引所に3日遅くに提出した資料で、バンキアとの合併に向けて協議していると明らかにした。バンキアも協議を確認した。
2008年の金融危機以降、スペインの銀行数は4分の3減少した。しかし新型コロナウイルス危機により、一段の再編圧力が高まっている。
ユーロ圏の低金利環境も重しで、規制当局はコスト削減の一環で各行に統合を迫っている。
スペインのサンタンデール
バンキアは住宅ローン関連の損失で経営が悪化し、2012年に政府の救済を受けた。政府は同行の株式を60%以上保有している。
スペイン経済省の関係者は、政府の銀行再編基金(FROB)が合併に向けた両行の案を精査する計画だと明らかにした。
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