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原油先物は小幅安、コロナ感染拡大で 減産継続期待で下値は限定

2020年06月16日(火)10時58分

アジア時間の原油先物は小幅安。世界各地で新型コロナウイルスの感染者が増加しており、需要への影響が懸念されている。写真は2019年11月、米テキサス州の油田で撮影(2020年 ロイター/Angus Mordant)

[東京 16日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅安。世界各地で新型コロナウイルスの感染者が増加しており、需要への影響が懸念されている。ただ、石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟国を加えたOPECプラスによる協調減産継続への期待感から下値は限定的となっている。

0027GMT(日本時間午前9時27分)現在、北海ブレント先物は0.14ドル(0.4%)安の1バレル=39.58ドル。米原油先物は0.24ドル(0.7%)安の36.88ドル。

ロイターの集計によると、世界の新型コロナ感染者は15日、800万人を超えた。中南米で急増しているほか、米国や中国では感染の再拡大が見られる。[nL4N2DS4O9]

OANDAのシニアアナリスト、エドワード・モヤ氏は「感染第2波を巡る懸念が高まればOPECプラスの減産が継続されるとの期待が原油の急落を防いでいる」と述べた。

ロイター
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