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UBS、次期CEOに蘭INGトップのハマーズ氏指名

2020年02月20日(木)09時42分

2月19日、スイスの大手銀行UBSグループは、次期最高経営責任者(CEO)にオランダのINGグループCEO、ラルフ・ハマーズ氏を指名したことを明らかにした。写真はUBSのロゴ。チューリヒで2017年1月撮影(2020年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[19日 ロイター] - スイスの大手銀行UBSグループは19日、次期最高経営責任者(CEO)にオランダのINGグループCEO、ラルフ・ハマーズ氏を指名したことを明らかにした。

UBSによると、ハマーズ氏はセルジオ・エルモッティ氏の後任として、今年11月1日付で就任する予定。

INGは別に、ハマーズ氏が6月30日に退社すると発表した。INGは、新CEOの指名に向けた計画は公表しなかったが、「適切な時期に」選定作業に着手するとした。

ハマーズ氏は2013年にINGのCEOに就任。在任期間中、金融危機の際にオランダ政府から受けた融資を返済し、デジタル化への投資を積極的に進めるなどしてINGの収益立て直しに貢献した。

UBSは、欧州の超低金利や米同業との競争激化を背景に、2019年は利益とコストに関する目標を達成できなかった。UBSの株価はここ1年に下落している。

ロイター
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