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中国REITが香港上場へ、最大4億ドルを調達
2019年11月29日(金)03時33分
28日、中国広東省深セン市の5つの商業・オフィス用不動産を原資産とする不動産投資信託(REIT)「招商局商業房地産投資信託」が香港市場に新規上場することが分かった。写真は香港取引所で2018年10月撮影(2019年 ロイター/Bobby Yip)
[香港 28日 ロイター] - 中国広東省深セン市の5つの商業・オフィス用不動産を原資産とする不動産投資信託(REIT)「招商局商業房地産投資信託」が香港市場に新規上場する。香港市場へのREIT上場は5年ぶりとなる。
調達資金は最大4億ドル。香港、マカオ、広東省などを含む「粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)」での投資拡大を目指す。
ロイターが入手した資料によると、発行口数は7億5000万口で、発行価格は1口当たり3.42─4香港ドル。これによる調達金額は3億3000万─3億8000万ドルだが、5%のグリーンシューオプションが行使されれば調達額は最大4億ドルとなる。レンジ上限での発行価格およびグリーンシューオプション行使後の時価総額は約5億7500万ドル。
ブックビルディングは28日に開始し、発行価格は12月3日に決定される見込み。上場日は12月10日。
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