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独鉱工業受注指数、9月は前月比+1.3% 国内需要が堅調

11月6日、ドイツ経済省が発表した9月の鉱工業受注指数は、堅調な内需に支えられ、前月比1.3%上昇した。写真はドイツのミュールタールで8月撮影(2019年 ロイター/Ralph Orlowski)
[ベルリン 6日 ロイター] - ドイツ経済省が発表した9月の鉱工業受注指数は、堅調な内需に支えられ、前月比1.3%上昇した。ロイターがまとめた市場予想(0.1%上昇)を上回った。
資本財の需要が3.1%拡大した。海外からの受注が1.1%増、国内の受注は1.6%増加した。ただユーロ圏からの受注は1.8%減少した。
経済省は9月の指数について、第4・四半期のスタートとして良い数字で、事業見通しも改善したと指摘。受注が底を打った可能性を示しているとした。
ランデスバンク・バーデン・ビュルテンベルクのシニアエコノミストは「ドイツ鉱工業からようやくポジティブなサプライズが出てきた。国内外の受注が増加し、非常に良い数字のようだ」と述べた。「現在は底入れの状況にあるとみられる。成長への新たな刺激は少ないものの、低迷は続いていない」との見方を示した。
*内容を追加し、写真をつけました。