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正午のドルは107円前半で堅調、地政学リスクやや後退で

4月13日、正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の107.36/38円。写真はメキシコのシウダー・フアレスの両替屋で昨年11月撮影(2018年 ロイター/Jose Luis Gonzalez)
[東京 13日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の107.36/38円。一時107円半ばまで上昇し、直近高値を試す展開となった。
ドルは朝方の安値107.20円をつけた後、日経平均の上げに歩調を合わせる形で107.48円まで上昇した。前日のトランプ米大統領によるツイッターでシリア情勢が急展開するリスクが後退した。
さらに、日銀の国債買い入れオペで金額据え置かれたことに減額を警戒していた向きから安心感が出た可能性もある。
ロイターが市場関係者を対象に行ったアンケート調査によると、日銀が金融引き締めに動く時期について、2019年以降との予想が引き続き多数を占めた。早期の引き締めは難しく、現状維持が長期化する公算が大きいとの見方が多いようだ。[nL3N1RO3NS]
一方、「1ドル100円を超える水準まで円高が進めば、日銀は追加緩和に追い込まれる」(銀行系証券)との見方も出ていた。