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米ウーバー取締役会、ソフトバンクの出資受け入れで合意

2017年11月13日(月)10時17分

11月12日、米配車大手ウーバー・テクノロジーズの取締役会はソフトバンクグループによる出資受け入れについて合意した。写真は東京で7月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

[サンフランシスコ/ニューヨーク 12日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズ[UBER.UL]の取締役会はソフトバンクグループ<9984.T>による出資受け入れについて合意した。

2人の関係者によると、主要株主であるベンチャーキャピタルのベンチマークと前最高経営責任者(CEO)のトラビス・カラニック氏がソフトバンクによる最大100億ドル規模の投資条件で合意した。ウーバーの取締役会は1カ月以上前にソフトバンクによる出資などについて合意していたが、ベンチマークとカラニック氏との衝突により話し合いに時間がかかっていた。

ソフトバンクは10億─12億5000万ドルの出資や市場取引を通じた発行株の17%を上限とする既存株式の取得を計画している投資家連合を主導。投資条件は12日に決定する見込み。

ウーバーにコメントを求めたが現時点で返答はない。

関係者の1人は、同合意を巡りベンチマークがカラニック氏に対して8月に起こした訴訟を一時的に停止し、投資完了後に取り下げると明かした。

ベンチマークの広報担当からのコメントは得られていない。カラニック氏の広報担当はコメントを避けた。

また関係者によれば、カラニック氏が取締役メンバーを入れ替え経営支配権を握るためには取締役会の過半数の同意が必要になると述べた。

ロイター
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