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独コメルツ銀が14.5億ドル支払い、オリンパス問題などで米と和解

2015年03月13日(金)03時19分

3月12日、独コメルツ銀は、オリンパスの不正会計問題などで、米当局に14億5000万ドルを支払うことで合意。写真は2月12日フランクフルトで撮影(2015年 ロイター/Ralph Orlowski)

[ワシントン 12日 ロイター] - ドイツ銀行大手コメルツ銀行は、イランなど米国の制裁対象国との違法取引の疑いやオリンパスの不正会計に絡む問題で、米当局に14億5000万ドルを支払うことで合意した。米当局が12日、明らかにした。

米当局によると、コメルツ銀は少なくとも2002年から2008年にかけて、制裁対象の機関に代わり、米金融システム上で資金を動かしていた。その際、識別情報を削除することで、問題の発覚を回避していたという。

またオリンパスの不正会計問題をめぐり、コメルツ銀は不正取引が疑われる場合に、これを特定、報告を義務付ける米国の法律に順守しなかったとしている。

ロイター
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